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原稿作成インストラクション①

おぼえがき程度に少しずつ増やしていきます。
(使用ツール:CLIP STUDIO PAINT EX)


◆原稿設定 解像度(dpi)

解像度とは画像の「きめ細かさ」のことです。
72dpiだと「1インチあたり72ドット」、300dpiだと「1インチあたり300ドット」。
同じ範囲の描画情報を受け持つドット数が多ければ多い(解像度が高い)ほど、
なめらかな線や点で表示されます。

画像を拡大していくほど、解像度の差がわかりやすくなります。
↓72dpi(web掲載向け解像度)と600dpi(同人誌本文原稿の推奨解像度)の拡大比較
B5テンプレート解像度比較72_600

カラー原稿(表紙イラストなど)は300dpi、白黒原稿(本文など)は600dpiが推奨されています。
上の画像を見ると、イラスト部分だけでなく文字(写植)のなめらかさにも影響があることがわかります。

提出作品がイラスト・漫画・小説のいずれであっても、推奨解像度は600dpiです。
※当アンソロに関しては、小説原稿はtxtデータで提出のため解像度の心配は不要です。


◆描画方法 グレースケールとモノクロ2値

↓グレースケール適用の線画+影(黒着色の不透明度20%)
B5テンプレートグレスケ見本

↓モノクロ2値適用の線画+影
B5テンプレートモノクロ見本

モノクロ2値は「白か黒か」の2色で表示されるため、
黒で描画した場合 不透明度0~50%は一律で白、51~100%は一律で黒となります。中間色はありません。
不透明度20%の影は白扱いになります。また、髪の質感も変わっています。

「エーッそれじゃあモノクロ2値で色の濃い薄いを表現することはできないの?」
そんな時はトーンを使います。モノクロの点の密度によって色の濃い薄いを表現できます。

↓グレースケール適用、黒の不透明度40%と20%の影
B5テンプレートグレスケ影拡大

↓トーンの影
B5テンプレートグレスケ影トーン化

原稿ページ内の各レイヤー情報を、どちらかに統一しなければいけないわけではありません。
パキッとしたモノクロ線画にグレースケールで影を乗せるという方法もアリです。

ちなみに、グレースケール設定にしていても印刷時にはドット打ちとなりますが、

↓元データ
B5テンプレートグレスケ影と迷彩

↓印刷後の紙面
印刷後グレスケ迷彩

出来映えはこんな感じです。
もやもやした岩模様を影の上に乗せていても問題なく印刷されています。

◆描画基準 トンボ・基本線