FC2ブログ

原稿作成インストラクション②

しまや出版様の原稿作成ガイドページに、今回のインストラクションにぴったりの案内がありました。

『はじめての同人誌 アナログ原稿編 第4話 トンボ・タチキリ・ノド』


アナログ原稿向けの解説ですが、デジタル原稿作成においても大事なことが紹介されていますのでぜひご一読ください。
また、見本としてはPrint-ON様のB5原稿テンプレートの参照をおすすめします。

※アンソロ要項ページでは見本として日光企画様のテンプレートを推奨していますが、
原稿作成に使用するテンプレートは他印刷所様のもの・イラストソフトから生成したものでも問題ありません。
自分で使いやすそう、わかりやすそうだと思ったものをご利用ください。

◆トンボの図解
トンボは「ここが本文として印刷される範囲+タチキリ(製本時には断裁される予備部分)の端だよ!」
という目印です。
テンプレートの四隅についており、これを黒やグレーなどで見えなくしてしまうとたいへんなことになります。

「ええっでも漫画でコマの外を黒ベタで塗ったり、イラストでグレーを全面に塗ったりしたい!」
ごあんしんください。その場合、原稿作成中は存分にベタをベタベタに塗ってください。

トンボ黒ベタ

「ウワッなんだこれは、どこからどこまでが本文でどこらへんが断裁される部分なのかよくわからないぞ!」
落ち着いて! ここで白一色の枠を作り、別レイヤーで上から重ねるのです……。

トンボ黒ベタ白枠

「あっなんだか線のようなものが四隅とか両サイドにぴょんぴょんしているのが見える……これは一体?」
これがトンボです。
印刷所様は強いのでこの程度トンボが見えれば「問題なし」として製本作業に入ってくれます。(経験済み)

本文+タチキリエリアの外側までベタを塗っていても、そこは印刷範囲外です。
「一面を黒で染めたい……」という気持ちをおさえてトンボが見えるようにしてあげましょう。
(上記画像のトンボ・他ガイド線はCLIP STUDIO PAINT EXの機能によるものです)


◆ノドの図解

ノドは「がばっと本を開いた時の中央寄り部分」です。
ページを綴じる都合上完全には開ききれないため、ノド付近の文字や絵は見えづらくなります。

基本線見本

これが

基本線見開き見本

こうじゃ!

なんとなく「あ……ああ~~~」というお気持ちになったかと思います。
見えることは見えるけど、ちょっと本を開く手に力をこめてしまいそう! そんな感じですね。

見開きの右側ページであれば原稿の左サイド
見開きの左側ページであれば原稿の右サイド がノドに近い部分になります。
Print-ON様のテンプレートでは「セリフ線」という名称で、ノドに配慮したガイド線が引かれています。
この線で囲まれた内側に読ませたい文字や見せたい絵をおさめると、
読み手にやさしく描き手も胸が痛まないというわけです。

特に自由なコマ割りで漫画原稿を作成される場合、
「今描いているページは見開きの左右どちらにあたるか」にご注意ください。

当アンソロの原稿データを提出いただく際には、掲載開始ページの希望をお聞きする予定です。
「右ページ始まり」「左ページ始まり」「どちらでもよい、オヌシに任せた」とか。